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zoom RSS インディ・サミット2006〜プロレスの縮図・プロレスラーの歩み@

<<   作成日時 : 2007/01/03 00:02   >>

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昨年末に行われた『インディ・サミット2006 カウントダウンプロレス』をTV観戦しました。
一年を締めくくり、次の年へとつなげる、素晴らしい大会だったと思います。
そして。この大会には、プロレスというもの、プロレスラーというものの、様々な様態がぎゅっと詰まっていたと私は感じました。
子供の頃におそらく誰でも聞いたことがあると思うなぞなぞ。
「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これ、なぁ〜んだ?」
答えは…。
※大会詳細は例によってスポナビさんで。


<第一試合> 若手6人タッグ
西山(Iジャ)&勘十郎(闘龍門)&原田(大阪) vs
忍(666)&魔蛇美(DDT)&梶ヤマト(K-DOJO)

「技じゃなくて気持ち!」とよく言いますが、プロレスにスキルは絶対に必要だと私は思います。いや、プロレスに限った話ではなく、特に何かを表現することを目的とするなら、頭や胸の中にいくら素晴らしいものがあっても、それを表に出す技術がなければ人には伝わらない。文章でも絵でも音楽でもそうでしょう。プロレスの場合には、鍛錬された肉体、攻撃する技術、身を守る技術、観客を乗せる技術、様々なものが含まれますが、まずは肉体と受け身。極端な話、新人プロレスラーはこれしか持たずにリングに上がります。プロレスの特殊なところは、表現者として未熟なまま「お客さん」の前で「商品」となるしかないというところです。なぜなら、プロレスに必要なスキルは、道場での練習だけで身につくものではなく、実際の試合の中で学んでいくしかないものだからです。これは今プロレス界に君臨するどんなトップレスラーだろうと通ってきた道なのです。
向かっていく「気持ち」はあっても、わかりやすく「表現」できる強い当りが出来ない未熟さ。受けて立つ「気持ち」はあっても、踏ん張ることの出来ない未熟さ。正直、見ていてもどかしいけれど、プロらしいスキルが未熟な新人選手がいない、あるいは、新人をそういうものとして差し出さない団体を私は信用しません。
まだ上手に「しゃべれない」プロレスラーが、それでも懸命に今自分ができる精一杯を見せる。大会の始まり、第一試合にふさわしい試合だったと思います。

<第二試合> エンタテインメント3WAYタッグマッチ
男色ディーノ&中澤マイケル(DDT) vs
JOE&ヤス・ウラノ(K-DOJO) vs
バラモン・シュウ&ケイ(エルドラド)

とはいえ。お金をもらって見せる興行ですから、未熟なものばかりでは困ります。
そこを受けての第二試合は、マイケル選手を除けば各団体でベルトを経験している、いわば「自分の足で立って歩いている」選手ばかりによるエンタテインメントマッチ。プロレスがスポーツと違うところは、意外性だけでなく「定番」感も求められるところだと思いますが、この試合では、ディーノ選手の男色殺法やJOEのハンサムっぷりにバラモン兄弟の「オツゲル」(お告げゲル?)などの“お約束”を、意外な形で組み合わせてみせる、見事な出来栄えでした。
この大会を自分の団体に客を持ってくるという目的で捉えるならば、どの選手にとっても「これだけじゃないよ」という主張はあるはずですが、その部分はメインに登場する「仲間」に任せて、自分たちの役割をきちんと果たした彼らは立派だったと思います。何より面白く楽しい試合でした。

<第三試合> 空中戦!6人タッグマッチ
ラッセ(みちのく)&エル・ブレイザー(エルドラド)&宮本裕向(666) vs
タイガースマスク(大阪)&PSYCHO(K-DOJO)&南野武(みちのく)

「プロレスは難しい」と誰もが口を揃えますが、この試合に出場したあたりの選手たちはそのことを実感しているか、そろそろ実感することになるのではないかと思ったりします。もうよちよち歩きではない。でも、自分の足だけでどこまでも歩き続けるにはまだ少し「体力」が足りない。それなりのスキルを身につけたところから、さらにもう一段階のステップアップを目指すところっていうのは、何もないところからスキルを学ぶ段階よりも難しく苦しいところなのだと思います。思春期の葛藤と言いますか(笑)。出来ることが増えたからこそ今まで見ていた地平線がまだまだ遠いことも理解できるようになるし、自分の先行きというものもぼんやりと予想できたりするかもしれません。そこをどう切り抜けていくのか。
そういうことを考えていそうな人、気付いていなそうな人。差がつくのはこの辺からです、きっと。
「空中戦」というテーマが設定された試合でしたが、それぞれの選手が与えられたテーマには特にこだわらず、自分の持ち味で勝負しようとしていたのは、いい心意気だと思いました。

<第四試合> 100万円争奪プレジデントランブル
出場選手:高木三四郎(DDT)、TAKAみちのく(K-DOJO)、スペル・デルフィン(大阪)、松田慶三(Iジャ・代理)、カラオケマシーン2号(エルドラド)、新崎人生(みちのく)、マッスル坂井(DDTテック)、グレート小鹿(大日本)

円熟したスキルを身につけた「大人」ばかりの、よく練られ作り上げられた完成度の高いパッケージ。身体を削って獲得した、もはや何ものによっても揺るがない確固たる自己がある者たちだからこそ出来るエンタテインメントだと思います。
三四郎社長、TAKA社長の盛り上げる技術、デルフィン社長の年季入った小ネタ。そして、マッスル坂井のスローモーションに見事に対応した人生社長。いつもどおりきっちり腕を極めてから行ったスローモーション・拝み渡りに感動!そして、そこにいるだけで味のある小鹿社長。文句なしの面白さでした。
プロレス興行の中に、お笑いやエンタメは必要だと私は思います。全部が全部息の詰まるような試合を5試合も6試合も見せられるのは疲れるし、集中力が続きません。そして、本来的にはこの役割はベテラン選手が担うべきものなのだと思うのです。プロレスは娯楽ですが、何を楽しみとして提供するかと言えば、それはやっぱり「戦い」であり、良質の戦いを見せるスキルを身につけていない未熟なプロレスラーに、エンタメの技術ばかりを覚えさせるのはいかがなものかと考えます。この試合に出場した社長たちは同時にまだまだ現役ばりばりのプロレスラーですが、団体の中にはもう第一線で働くのはきついという選手がいるし、いずれはどんなレスラーもそうなるはずです。働けないからといって切り捨てるのではなく、かといって、後から来る選手たちの道を塞がず、むしろ彼らがのびのびと「戦い」に没頭できる環境を作る。現実にそのようなゆとりのある団体は少ないとは思いますが、理想は理想です。


まだ半分かよ…(涙) 一度ここまででアップします。
力入れすぎました。続きは短めにしたいです。


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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
プロレスのことが書いてあるということだったので、
たまたま立ち寄ったらインディサミットのことが…。
俺も観に行ったんですよ。楽しかったですよね〜。
この前こんなの見つけたんですけど、どうですかね?
なかなか珍しいサイトだと思うんですけど。

http://ch.players.tv/movie/page/=/indie06/index
プヲタ予備軍
2007/06/11 17:41

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