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zoom RSS 異形の咆哮〜柴田勝頼という「戦い」〜

<<   作成日時 : 2007/03/13 21:06   >>

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3.12 HERO’S 2007開幕戦
<第5試合> HERO’Sルール 5分3R
柴田勝頼 ○ vs 山本宜久 ●


桜庭和志。宇野薫。所英男。
HERO’Sの「顔」はさわやかな男たちだと思う。
正々堂々と。
体ひとつと、その身体に叩き込んだ技術と、類まれなる克己心で。
リング上の敵であろうとも常にリスペクトを持ちながら、全力で競い合う。
そして。
相手を叩き潰すのではなく、コントロールするような戦い。
彼らは「道」を行く人。
総合格闘技を極めようとする競技者たち。
格闘家の“思想”はそのファイトスタイルに現れる。
HERO’Sがスポーツライクに感じられるのは、「顔」である彼らの戦い方がスポーツのようにさわやかだからなのだと、そんな風に思った。

そのようなHERO’Sの舞台で、初めて総合格闘技のリングに上がった柴田勝頼は。
明らかに。
ひとりだけ、異質な存在であった。
黒のショートタイツひとつという、いかにも“プロレスラー”らしいコスチュームを身につけながら、
対角線上の山本を救い上げるように見つめる柴田勝頼のたたずまいに、
私は。
「ああ、この人はもう“プロレス”には戻ってこれない」
と、直感したのだった。

抜き身で斬りつければすむところを、わざわざ鞘を被せて殺傷力を奪ってから、その鞘ごとぼかすかと殴りあうような、プロレスにはそんな馬鹿馬鹿しいところがある。
その馬鹿馬鹿しさと。
馬鹿馬鹿しく見えながらも、その内に潜められた、斬れる「真剣」の気配。
ふたつながらに揃っているところにプロレスの魅力があるのだと私は思う。
馬鹿馬鹿しいだけでもだめだし、かといって「真剣」だけでもだめなのだ。

抜き身の刀剣。
わずかでも触れれば切れる。
急所に入れば、即、死に至る。
少なくても。
昨夜、HERO’Sのリングにいた柴田勝頼は、競技者としての総合格闘家でもなければ、プロレスラーにも見えなかった。
ルールという枠の中での勝利という「強さ」を目指すのではなく、もっとプリミティブで本能的な「強さ」を求めて目をぎらつかせる、一個の異形の生き物だった。

格闘家の“思想”はリングの上に現れる。
柴田勝頼の“思想”、いや、柴田勝頼という戦いそのもの形が、HERO’Sのリングの上で初めて姿を現したのだ。
それは、総合格闘技ともプロレスとも異質なものではなかったか。
勝利の雄たけびは「スタート」の合図。
しかし。
彼の道なき道はどこへと続くのだろう…。


柴田勝頼はプロレスには戻れないと感じる。
けれど。
彼の「戦い」を受け止められるのは、結局、プロレスしかないのではないかとも私は思う。
プロレスが秘めた「真剣」と、柴田勝頼の抜き身の刃が火花を散らす時。
いつか。
きっと。


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
すばらしい。あなたは哲学的だ。
チョップトップ
2007/03/13 21:18
それでも、柴田勝頼は記憶をフッ飛ばされた森嶋の事は絶対に忘れていないと思う。
柴田を受けられないプロレスラーの方が問題です。
主塗りの立派な鞘に収められているのが「竹光」じゃ、ケンカになりません。
いしかな
2007/03/14 03:55
「道なき道」ではないと思います。
とりあえず
2007/03/14 23:33
そもそも真剣なんて持ってるんでしょうかねぇ〜
たとえ持ってても柴田のように研がなきゃ錆付いて刃はボロボロ。
はあ・・・
2007/03/15 07:21
柴田の不器用な生き方がよく出ていたかと。プロレス界には戻ってこないでしょうね。もどってきたら藤田の二の舞になるのではないでしょうか。
サンダーリップス山本
2007/03/15 08:29
ふ〜ん。
色々感じ取れるのは凄いことです。
はぁ〜
2007/03/15 18:25

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